この古典機関車は、えび茶色のボディに台枠をクリーム色に塗りわけ、丸窓と長いひさしが印象的です。昭和4年の製造ですので、この撮影時点で車歴はちょうど50年ということになります。よく見ると、ヘッドライトがいわゆるブタ鼻タイプに交換され、運転台の窓枠もHゴムに替えられているようです。貨車は二両しか引いていませんが、後ろの有蓋車は、近鉄の所有車(ワフ?)なのでしょうか。そうだとすると実質一両の超軽量編成ですね。 (薬水−吉野口にて)