写真散歩
近 鉄 四 日 市 ナ ロ ー 線


(その2)

名古屋を出た列車は、近鉄線と並走します。でも窓から見える近鉄線はなにか変です。列車が軒並み途中で止まっているのです。
車内放送はありませんが、事故があったようです。待ち合わせは近鉄四日市ですが、桑名で乗り換えることになっているのでとりあえず下車して、近鉄のホームへ回りました。
ケータイを取り出して、連絡しようとすると、同行のやぶおさんの姿が見えホットしました。もうひとりの同行者、はまかいじ22号さんもホームの外れでお待ちでした。
ここからは、この付近の路線に詳しいはまかいじ22号さんの案内で撮影することになります。

やぶおさんと、はまかいじ22号さんのサイトは下記のバナーよりご覧になれます。
2007年10月より伊賀線とともに近鉄から分離されて、「養老電鉄」の運営となる予定の養老線「美濃松山行き」
「サイクルとレイン」とは、自転車を電車内に持ち込み可能なサービスのことです。関西圏では近江鉄道などでも実施しています。

叡電や嵐電でもやって欲しいけれど、混雑度を考えるとちょっと無理かな(^^♪

こちらは、一足先に2003(平成15)4から近鉄から分離され三岐鉄道北勢線となったナロー電車。すでに三岐カラーに塗り替えられています。

遅れながらもやってきた急行伊勢中川行き(5200系)に乗って、近鉄四日市へ向かいます。何度もJR関西線と引っついたり離れたりします。近鉄富田駅の手前では、三岐朝明(信)と貨物列車がちらりと見えました。ここもいつかはゆっくりと見てみたい所です。

近鉄四日市駅は名古屋線と湯の山線のホームは高架駅ですが、ナロー線のホームは、本線の高架下に連絡通路を上り下りして行く初めての人間にはすこし、わかりにくい所にあります。



この駅で売られる切符は「スルッとKANSAI」の共通地紋です。
三重県でスルッとちゃんを見ると違和感があります(笑)

はじめて見るナロー電車は派手な(失礼) 広告電車になっていました。(モ262+サ121+ク162)

真ん中のサ121は、ウィンドウシル・ヘッダーの残る、旧三重交通の引継車です。全長11m、巾2mあまりの小型車です。

両端の2両が一方向向きのクロスシート、中間車はロングシートです。特に中間車は狭くて、とても大近鉄の一員とは思えません。しかも冷房もなくて、岐阜や熊谷で最高気温40.9℃を記録したこの日の乗車は、苦行でした(^^ゞ
それでも四日市市内の旧東海道に沿って走る路線はそれなりの利用者があります。

列車は、途中で八王子線を分岐して、15分ほどで終点の内部に到着します。

線路の終端が引上線スタイルになっているのは、かつて電動車が機関車のように入換して常に付随車を引っ張る客車式の運転方式だった名残でしょうか?

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このコーナーで使用しております背景の夏の草花のイラストは、「りょうか」さんの素材集「もみじ葉の風」よりお借りしたものです。無断転載はお断りします。



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