旧国鉄の赤字ローカル線であった「樽見線」を第三セクター化した「樽見鉄道」は昭和59年10月に開業しました。
大垣駅で発車を待つレールバス「ハイモ180」
国鉄の165系の快速電車と並ぶレールバス
当時の終点の「神海駅」に到着したレールバス。樽見まで延長されるのは、この5年後の1989年3月になります。この付近は結構雪が多いようで、スノープロウを付けています。
駅前は、商店が一・二軒あるだけで何も見るところはなかったように思います。
このバスの車体を、前後左右対称の鉄道のデザインに造り替えて、ゴムタイヤを鉄輪に履き替えただけのような、簡易なディーゼルカーは、このあと赤字ローカル線の救世主として、全国に普及していきます。軽快気動車の実用化第一号として、翌年の鉄道友の会のローレル賞も受賞しています。
その1
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