NIFTY-Serve 観光フォーラム

このページの文章は、管理人が@nifty観光フォーラムの会議室(掲示板)に発言(投稿)したものです。このフォーラムは2005/02/15 で惜しくも閉鎖されたため、管理人のHPへ転載しました。
基本的にそのまま再掲していますが、交通機関の変更や一時的なイベントで、今は見られないもの、フォーラムへの発言を前提とした個所などは、一部修正しています。また、コメント発言も、発言者の了解が得られないため転載していません。なお、このページはパソコン通信時代の雰囲気を残すため、あえて画像の貼り付けはやめテキストのみで表現しています。




【京都】叡山電車開業75周年イベント
投稿日 2000/09/26

 なかっちょです。こんにちは。
前の日曜に、叡山電車の開業75周年イベントを見に行ってきました。
 自宅の窓から車庫を観察していると、すでに鉄道ファンの姿あり(^^; しばらくして、記念の貸切電車が通過、こちらも車で出発します。
 まず、上高野小学校で開催中の「上高野今昔展」を見学、叡山電車のなつかしい写真も展示されていました。
 その後、八瀬遊園駅へ回りました。ちょうど記念の講演会が終わったところで、会場は空いていました。鉄仲間や顔見知りの駅員さんに挨拶して(叡山電鉄の社長さんもみえてました)から、駅の構内に停車中の、イベント電車を見て回ります。
 車内にも、懐かしい写真や珍しい写真が展示してありました。ポール時代の写真は、子供の頃を思い出させてくれます。今はワンマンカー700型に改造されたデオ200型や300型の連結運転の写真が特に目に付きました。
 展示を見終わった頃にデオ600型の単行運転がやって来ました。この電車は現在では一番古参で、冷房が無いのが災いして、暑い時期はほとんど走りません。特に単行運転を見るのは何年かぶりです。
 再び修学院駅に戻って、イベントのヘッドマークをつけた電車とデオ600を撮影して引き上げてきました。 久しぶりの「鉄」な一日でした。(^O^)



【大阪・和歌山】南海電鉄と水間鉄道に乗りました
投稿日 2000/09/30

 なかっちょです。こんにちは。 29日に代休が取れたので、前から行きたかった、関西鉄のメッカ(^^) 南海電車の水軒駅と水間鉄道に乗りに行ってきました。
 難波駅から一路、和歌山港へ、和歌山市駅で大半の乗客が降り、残りも 和歌山港からフェリー乗り場に向かい、ホームに残ったのは私ひとり(^^; 待つことしばしで、一日二往復だけの水軒ゆき列車が到着、乗客は私を 入れて二人だけ。工場と港の間を2,3分走ると、もう終点の水軒駅。 駅には駅舎もなく、駅前は、駐車場だけ。車掌さん曰く「この線は和歌山県からの借り物で、港を埋め立て、工業団地 を作り、そこへ貨物を運ぶ目的で作ったが、時代が変わって、宙ぶらりん の状態のまま、ほってある。」とのこと。名勝「養翠園」や雑賀崎も近いので、もうすこし活用出来ないものかと、 思ってしまいます。帰りは、地元のひと一人を含め3人で出発、ほどなく和歌山市に戻りました。
 和歌山市から加太行きに乗り換え、終点加太へ向かいます。この線も終点の ひとつ手前の駅まで、子どものころ海水浴に来たことがあるのですが、加太 まで乗るのは初めてです。すぐに折り返すのも詰まらないので、漁港まで 行って見ました。加太の町は、お寺や神社も多く、落ち着いたたたずまいの 漁村でした。有名な淡島神社までは、時間の都合で行けませんでしたが、 社殿が、重文に指定されている春日神社にお参りしました。
 つぎは、多奈川線に乗るべく、みさき公園駅へ、ここも昔、遊園地に遊びに 来て以来です。終点多奈川駅まで、わずか3駅5分で到着、これをもって南海 電車全線走破完了!!!  ここは、すぐの折り返しの予定ですが、来た電車でそのまま戻るのも芸が無い ので、次の深日港駅まで、わずか500mなので、ダッシュで、一駅戻って 見ました。アーしんど(^^;  みさき公園駅の和歌山側には、本線用と支線用の計6台の場内信号機が並び 壮観でした。
 貝塚まで戻って、水間鉄道に乗り換え、ここは元東急のステンレス電車が 走っています。かつては長大編成で渋谷や横浜を走っていた電車が、2両の 広告電車に変身して、地元の足になっています。この線の特徴?は駅の多いこと(^^)、バス停感覚で電車は止まって行きます。 十数分で終点、水間駅に到着、ここの駅舎はコンクリート造ながら寺院風で 屋根には、相輪までのせています。
 今日の乗り潰しの成果を感謝して、水間寺に参拝します。駅舎のモデルに なった五重塔と壮大な本堂に圧倒されます。ここの本尊は聖観音菩薩様で 安産や子育てに霊験あらたかなのだそうです。平日にもかかわらず、たくさん のお参りでした。
 平日の昼間にローカル線を利用して感じたのは、やはり利用者が少ないこと 水軒駅の車掌さんの話では、南海の支線は近くワンマン化され、駅員の数も 減らされるそうです。でも、駅員さんも車掌さんも乗客と顔見知りで親しく 会話をされているのを見ると、本線には無い温かさを感じます。
 この泉州と紀州のローカル電車が末永く走り続けることを祈ります。  



【和歌山】30年前の和歌山旅行
投稿日 2000/10/03

 佐野 剛さん、ヤードマンさん、こんにちは。なかっちょです。Res 有難うございます。
 今回、やっと南海電車の乗りつぶしを終えて、初めて南海電車に乗った 30年ほど前の和歌山旅行を思い出しました。しばし昔話にお付き合い ください(^^)
 京阪三条からのった特急は1900系、当時は特急といえど非冷房で窓は 全開だったようだ。京橋駅も地上駅で、踏切を渡って環状線の駅へ向かった 気がする。
 天王寺駅には、ブルドックに似た顔つきのキハ81の特急やキハ55系の 急行が停まっていた。和歌山行きの快速はモハ70系、内装に木を使った車内 がちょっと薄暗い印象で記憶に残っている。
 鳳を過ぎると田園地帯になったようで、途中駅の貨物ホームには、泉州名産 の玉ねぎが山と積まれていた。茶色の機関車が入れ替えしていたが、今思うと、 EF15かEF52だったのだろう。
 紀伊中ノ島駅で降り、今は廃線になった和歌山線の田井ノ瀬−紀和間短絡線 に乗りかえる、かつてはこちらが和歌山線の本線だったそうだ。和歌山市駅の 構内で国社境界標が目についた。列車はキハ35系だった。
 ここで、南海電車に初お目見え、その前にも難波付近で見ているのかもしれ ないが、記憶に無い。緑一色のごつい感じの電車に目をみはる。南海電車のCM ソングにある「走る電車はみどりの電車」のフレーズをつい口づさんだ。 この型の電車は数年前までは、貴志川線を走っていたような気がする。
 加太行きに乗る、途中「八幡前」という、地元の京福の駅名と同名の駅を 発見して喜ぶ。ここでもちいさな電気機関車が引っ張っていた貨物列車と行き違った。加太のひとつ手前の磯ノ浦駅で下車した。乗り越しの精算で運賃 が55円だか、65円だか、5円の端数があり、駅員さんが「子供の運賃は切り 捨てかいな、切り上げかいな?」と言ったのが、いまでもなぜか耳に残っている。 駅前は、すぐ浜で、海の家が並んでいた。
 泳ぎ疲れて、市駅に戻ると、駅前には市電(南海和歌山軌道線)が走っていた。 カエルの目玉のようなヘッドランプが印象的なちんちん電車に乗って、お城の 近くの宿に落ち着いた。
 あと一駅の未乗区間を乗るのに30年の月日が流れました(^^; ここに出てきた電車も京阪1900系を除いてほとんど鬼籍に入り、運んでくれた 運転手さんも車掌さんも駅員さんもすでに退職された方が多いでしょう。 月日の経つのは早いものです(^^)



【叡電】デオ700の連結見ました
投稿日 2000/10/23

 佐野 剛さん、こんにちは。関東オフはいかがでしたか?関西オフは盛況の うちに終わりました。
 さて、昨日は鞍馬の火祭り日、叡電の一番長い日でした。ことしは日曜という こともあって、二万人を超える見物客があったそうで、鞍馬線の電車はどれも 超満員でした。
 昼間ちょっと出かけていたので、カメラを持って駅に行ったのは5時前で すでに暗くなりかけでした。ちょうどやってきたのはデオ700の連結車、 でも、ちょっとのタイミングで、踏み切りが閉まって撮影できず、車で追いかけ ましたが、次の宝ヶ池でも逃げられ年に一度のチャンスを逃してしまいました(^^; 来年は平日だし、この次の撮影日はいつ来ることやら(^^)  
おまけ情報・・・・・  「鉄道模型in鞍馬」  来る、10月28日、29日の二日間、鞍馬駅構内で、イベントがあります。 鉄道模型の運転会、プラレールの運転会、フリーマーケット、鉄道グッズの 発売などが予定されています。修学院車庫の一般公開もあります。 色づき初めたもみじ狩りを兼ねて、「きらら号」に乗って修学院、鞍馬へ お越しください。



【京都】の町に路面電車復活の検討会
投稿日 2000/10/29

 なかっちょです。こんにちは。 この話題は[nifty:FTABI/MES/3/13414へのRESです]なのですが、ボード リーダーのご指示で、こちらへ移ってきました。 この話題は「鉄道フォーラム専門館(ftraine)の7番会議室でも詳しく 取り上げられていますので、ご興味のあるかたは、そちらへもどうぞ。
  『京都商工会議所は、京都市内に路面電車復活の可能性をさぐる検討委員会を 発足させた。 商工会議所の会頭が視察で訪れたフランスのストラスブール市の 低床軽快路面電車をモデルにあげ、バリアフリーの設計になっている。交通・ エネルギー・環境の三つの問題の解決策としてふさわしいと述べた。また、ルートとしては、出町柳−北野白梅町、二条駅−洛西ニュータウン、 などをあげた。 京都を路面電車の復活する町第一号にしたい、とも述べた。』  以上、京都新聞10月28日朝刊より要約
 京都に路面電車を復活させる構想は前からもありましたが、今回は財界を 中心として検討会を設けるところが、より現実的な気がします。 しかし今の狭い京都の道に複線の軌道を敷設する余裕があるのか?採算は とれるのか?建設・運営の主体はだれが行うのか?嵐電・叡電・地下鉄との 相互乗り入れは可能か?バス路線はどうするのか?etc.・・・・・・  といった解決すべき問題がたくさんあることも事実です。個人的には実現の 可能性は非常に低いと考えています。
 でも、「鉄」ちゃんの目で見ると非常に楽しい話題ですね。最近は路面電車 を観光の目玉のひとつにすえる町が多く、長崎や広島なんかは電車に乗るため にやってくる人も多いそうですし、東京都電もはとバスの下町巡りのコースに 入ったりしています。
 さらに「夢」を語るなら、京都駅から東山七条、祇園、熊野、銀閣寺、 出町柳、烏丸今出川、北野白梅町、金閣寺と結ぶ、「京都名所巡り軽快電車」 や、最近郊外に移転しつつあり大学のキャンパスを結ぶ「スクール電車」、 病院や福祉施設を回ってくれる「シルバー・トラム」なんかが出来ると 楽しいしうれしいですね。



このページで使用しておりますイラストは「ゆーり」さんのHP「ゆーりの休日」の素材集より転載して使用しています。無断転載はお断りします。


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