(その6)


【京都】の散歩みち−東山区編
投稿日 1996/09/22
今回の散歩は東山区を2回に分けて歩きます。

 出発はJR京都駅前から。
 観光客でにぎわうバス乗り場を横に見て(^^;、駅前広場の東はずれに、「電気鉄道事業発祥の地」の碑があります。ここは京都市電の発祥の地であり、終焉の地で もあります。


 ちんちん電車の碑を見たら、烏丸通りを北上します。すぐ「東本願寺」の大伽藍が見えます。千畳敷きの本堂を拝んだら、門前で膨らんだ烏丸通りを横断して、「枳殻邸」へ。

 ここは市内随一の名園で、池泉廻覧式の造りです。東本願寺の別邸ですが、古くは平安時代の河原左大臣源融の「河原院」の跡といわれます。

 枳殻邸を出たら七条通りへ戻り東へ、塩小路七条の角に「七条仏所跡」の解説板が立っています。「運慶」「快慶」などが活躍したところです。


 七条大橋のたもと に「松明殿稲荷」があります。小さな神社ですが、なかの手水鉢は江戸時代の銘のあるものです。

 七条大橋を渡るといよいよ東山区、京阪利用のみなさんはここからスタートです。

 橋から博物館・三十三間堂にかけて、商店街となっています。なぜかお菓子屋さんが多いです(^^;、七条京阪前の本屋さんでは博物館の前売り入場券を扱っています。 特別展の時は当日でも割引券が買えるので重宝します(^^)。

 混雑する「博物館」と「三十三間堂」はさけて、東隣の「養源院」と「法住寺」 に行ってみましょう。養源院では、桃山御殿と血天井(怖)、法住寺では後白河法皇 のゆかりの品などが見られます。

 博物館の南側の通りを行くと「豊国神社」と「方広寺」と「耳塚」。いずれも、秀吉のゆかりの地です。「豊国神社」は太閤さんを奉る神社、ひょうたん型の絵馬 がユニークです。「方広寺」では、「国家安康」の鐘を見ましょう。「国家安康」 の鐘は、徳川家康が「家」と「康」を離せば「国」は「安」らかと、イチャモンを つけて(^^;、大阪夏の陣の大義名分にしたのだそうです。 「耳塚」は秀吉の朝鮮出兵の際、敵の耳を削ぎ、塩漬けにして、日本へ戦利品と して送ったのを、供養したものといわれます。


 豊国神社を出たら更に北へ、道が細くなってきたところの、和菓子屋さんの角を 曲がると、煉瓦造りの建物が見えます。「旧煙草工場跡」で、今は洋服屋さんにな ってます。「煙草産業発祥の地」の碑もあります。

 次の角を左に曲がると「河井寛次郎記念館」。この付近は京都の伝統産業のお店が多いです。「組紐」「金箔」「扇子」「清水焼き」「仏具」などの看板が目に付 きます。

 記念館を出て、北へすぐで、「五条坂」にでます。この付近は「清水焼き」の中心地。その中に「若宮八幡宮」があります。ここの祭礼がいわゆる、「陶器祭り」です。川端通りから東山通りまで、五条通りにズラリと陶器屋さんの出店が並びま す。 お茶やお花を嗜むメンバーは、うつわを誂えてはいかがでしょうか。わたしは無趣味で、陶器の善し悪しは分かりませんが(^^; 名工の作品を眺めながらちょっと一服(^^;

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 小休止したら、また、散歩を続けましょう(^^) 五条坂をぶらぶら下り、縄手通りを北へ折れます。また道が狭いので車に注意しましょう。

 途中に「五建ういろ」の本店があります。ういろは名古屋や小田原が有名ですが、京みやげにもあるのですよ。

 案内表示にしたがって、「六波羅密寺」へ。ここは平清盛の六波羅探題の跡とい われ、「清盛像」といわれる木像が残っています。(最近の研究では清盛では無いと の説が有力ですが(^^; 六波羅の北には「六道珍皇寺」があります。ここは地獄の入り口とされ小野篁が 地獄へ通ったとの伝説も残っています。お盆には地獄極楽の絵図が公開されます。

 六道の辻からNTTの北へ回ると「建仁寺」です。禅宗の大本山です。広い境内には、日本にお茶を広めた栄西禅師をたたえる、「喫茶発祥の地」の碑と、お茶の生け垣もあります。しかし○○発祥の地って結構多いですね。もう何回紹介したかしら(^^;

 お寺の北門から出ると、景色は一転します。いままでの抹香くさい名所から白粉のかおる、祇園町に足を踏み入れます。 JRAの予想紙に赤エンピツのおじさん(^^)を横目に、「祇園歌舞練場」。「都 をどり」のあるところです。 灯燈し頃となると、舞妓さんや芸子さんが、行き交 います。 この付近のお店は格式があって、一見さんお断りの店も多いのですが、「美登幸」 さん(075-561-3602)は、観光の途中でも気軽に入れる料亭として、ご紹介しましょ う。(と、いうか、ここしか入ったことが無い(^^; 四条通りを渡ると、「祇園新橋」の花街、白川沿いの「辰巳稲荷」の付近は、よ くテレビドラマの「京都殺人案内」などで、藤田まことや山城新伍や若林豪の「音川刑事」や「狩矢警部」が聞き込みをするところ(^^;です。

 白川沿いに進むと、「古門前」の骨董屋さんが並ぶところに出ます。ショウウィ ンドウには、壷や皿にウン万円(^^;の値札が付いています。外国人観光客が掘り出し物の「Souvenir」を探す姿も目につきます。

 三条通りの京津線の路面電車が見えたら、今日の終着駅、京阪三条駅はすぐです。 線路にそって東へ5分で東山YHです。 おつかれ様でした。(管理者注−京津線は'97年10月に部分廃止され、地下鉄東西線「東山駅」に代替されました。)

 次回は京阪で七条まで戻って、東福寺から伏見へと足を進めましょう。


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