(その5)


【京都】の散歩みち−中区・下京・南区編
投稿日 1996/09/14
 今回の散歩は、千本通りに沿って、二条から九条まで歩きましょう。

 JR二条駅から東に歩きます。すぐ、二条城が見えてきますが、有名すぎるので、パスして(^^;「神泉苑」を散歩してみましょう。ここは平安京の庭園の遺構と言われ、雨乞いの儀式などが行われたところです。

 通りを挟んで「二条陣屋」ここは、予約がいりますが、またPass(^^)、して南へ向かうと三条通りの商店街に出ます。この商店街のアーケードは京都一長いのだそうです。

 商店街を西へ抜けて、千本三条の五差路に入り、南へまっすぐ向かう千本通りを南へ歩きます。この付近は、材木屋さんが多く、京都の木場といった、雰囲気です。かつては筏で後には貨車で最近はトラックで丹波から丸太が運び込まれて来ます。

 四条通りを渡ると「壬生寺」、壬生狂言で有名です。境内のお地蔵様を積み上げた供養塔は一見の価値ありです。地蔵盆にはお地蔵さまをレンタルしていただけるとか(^^)

 四条通りを東へ戻り、四条大宮の交差点へ。ここはかつては、京都駅、三条京阪と並ぶ三大ターミナルといわれた所ですが、小さな屋根付きのバス乗り場と広場が当時を忍ばせています。

 もう少し下がって、大宮高辻の交差点を東に入ると「友禅染美術館」。特に女性の方にお勧めでしょう。美術館をでて猪熊通りの狭い道を南へ、五条通りを渡って、さらに下がると「西本願寺」の塀に突き当たります。京都では六条さんとも呼びます。

 山門は堀川通り側なので、塀にそって一回りしましょう。堀川通りの交差点にちょっと注意、国道がSカーブで曲がっています。お寺の敷地に掛かるので道路を曲げたのです。東本願寺前の烏丸通り、御所と烏丸丸太町の交差点など京都ではよく見られる地形(^^;です。ここの庭園は見事ですが、事前予約が必要です。面倒な方は観光バスを利用しましょう(^^)。

 西本願寺の隣が興正寺、七条通りまでやってきました。ここから西へ歩き、JRの高架の手前を北へ入ると、「島原」の花街です。大門や輪違屋、角屋などが遊郭時代をしのばせてくれます。ここも観光客に開放されていないところもあるので、太夫さんの踊りを見たい場合は夜の観光バスコースを利用しましょう(^^;。

 島原を出て七条通りまで戻ると、「鉄」のメンバーのお待ちかね(^^)「梅小路蒸気機関車館」です。「鉄」に興味が無くても、SLを間近で見るとその迫力に圧倒されるでしょう。前回紹介した二条駅の旧駅舎もここへ、移転される予定で、改築工事中です。
(管理者注−平成9年夏、完成)

 SL館の隣は梅小路公園、平安遷都1200年を記念して作られた公園で散歩にはもってこいです。やはり前回紹介した、「京都市電北野線」のちんちん電車が復活して元気に走っています。

 大宮通り側の出口から出て、JRの陸橋を渡ると「東寺」の五重の塔が見えてきます。今も昔も京都のシンボル「新幹線と五重の塔」の組み合わせは、ポスターでお馴染み(^^)。毎月21日は弘法さんの縁日、境内いっぱいに屋台や骨董屋が出て、ものすごい人出となります。

 お疲れ様でした。JR京都駅へは徒歩15分ほどで到着です。


  東入る→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→下がる
   ↑                                       ↓
   ↑次回は東山区を二回に分けて紹介しましょう。乞うご期待!!  ↓
   ↑                                       ↓
  上がる←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←西入る


旅日記館のトップへ戻る HOMEへ戻る 前の散歩道に戻る 次の散歩道へ進む




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送