はじめての南紀旅行

2000年9月に南海の支線と水間鉄道の乗りつぶしに行ってきました。以下の文章は、管理人が@nifty観光フォーラムの会議室(掲示板)に発言(投稿)したものを一部加筆・修正したものです。

        

29日に代休が取れたので、前から行きたかった、関西鉄のメッカ(^^) 南海電車の水軒駅と水間鉄道に乗りに行ってきました。

難波駅から一路、和歌山港へ、和歌山市駅で大半の乗客が降り、残りも和歌山港からフェリー乗り場に向かい、ホームに残ったのは私ひとり(^^;

待つことしばしで、一日二往復だけの水軒ゆき列車が到着、乗客は私を入れて二人だけ。工場と港の間を2,3分走ると、もう終点の水軒駅。
駅には駅舎もなく、駅前は、駐車場だけ。車掌さん曰く「この線は和歌山県からの借り物で、港を埋め立て、工業団地を作り、そこへ貨物を運ぶ目的で作ったが、時代が変わって、宙ぶらりんの状態のまま、ほってある。」とのこと。名勝「養翠園」や雑賀崎も近いので、もうすこし活用出来ないものかと、思ってしまいます。
帰りは、地元のひと一人を含め3人で出発、ほどなく和歌山市に戻りました。

和歌山市から加太行きに乗り換え、終点加太へ向かいます。この線も終点のひとつ手前の駅まで、子どものころ海水浴に来たことがあるのですが、加太まで乗るのは初めてです。あと一駅の未乗区間を乗るのに30年の月日が流れました(^^;すぐに折り返すのも詰まらないので、漁港まで行って見ました。加太の町は、お寺や神社も多く、落ち着いたたたずまいの漁村でした。有名な淡島神社までは、時間の都合で行けませんでしたが、社殿が、重文に指定されている春日神社にお参りしました。

 つぎは、多奈川線に乗るべく、みさき公園駅へ、ここも昔、遊園地に遊びに来て以来です。終点多奈川駅まで、わずか3駅5分で到着、これをもって南海電車全線走破完了!!!

ここは、すぐの折り返しの予定ですが、来た電車でそのまま戻るのも芸が無いので、次の深日港駅まで、わずか500mなので、ダッシュで、一駅戻って見ました。アーしんど(^^;
帰りの電車のかぶりつきで見た、みさき公園駅の和歌山側には、本線用と支線用の計6台の場内信号機が並び壮観でした。

貝塚まで戻って、水間鉄道に乗り換え、ここは元東急のステンレス電車が走っています。かつては長大編成で渋谷や横浜を走っていた電車が、2両の広告電車に変身して、地元の足になっています。
この線の特徴?は駅の多いこと(^^)、バス停感覚で電車は止まって行きます。
十数分で終点、水間駅に到着、ここの駅舎はコンクリート造ながら寺院風で屋根には、相輪までのせています。

今日の乗り潰しの成果を感謝して、水間寺に参拝します。駅舎のモデルになった五重塔と壮大な本堂に圧倒されます。ここの本尊は聖観音菩薩様で安産や子育てに霊験あらたかなのだそうです。平日にもかかわらず、たくさんのお参りでした。

 平日の昼間にローカル線を利用して感じたのは、やはり利用者が少ないこと。水軒駅の車掌さんの話では、南海の支線は近くワンマン化され、駅員の数も減らされるそうです。でも、駅員さんも車掌さんも乗客と顔見知りで親しく会話をされているのを見ると、本線には無い温かさを感じます。
この泉州と紀州のローカル電車が末永く走り続けることを祈ります。

(2000年9月30日 投稿)

        

ご承知のとおり、和歌山港−水軒間は、2002年5月25日に廃止され、残存区間の途中駅も2005年11月27日をもって廃止されることが決まりました。
水間鉄道も2005年4月に会社更生法の適用を申請し、再建中です。現在は鉄道・バスとも営業が続けられていますが、場合によっては廃線になる可能性もあり予断を許さない状況です。


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